日本最大の藩校 国指定特別史跡・重要文化財

お知らせ

なぜたくさんの梅を植えたのか?(H24.5.23)

 前回,弘道館と偕楽園の創設者,水戸藩第九代藩主徳川斉昭の命令により,たくさんの梅が植えられたという話しをしました。なぜ,梅を植えたのでしょうか。

 その理由は弘道館公園内にある,「種梅記碑」に書いてあります。種梅記碑は徳川斉昭の自筆で刻まれています。

 梅を植えた理由は…

・梅は美しい花を咲かせ,※詩歌(しいか)の良い材料となるため。
・実は梅干しにして保存食になるので,戦いのときの副食として役立つため。
・薬効に優れているため。

 詩歌の良い材料という文化的な活動と戦いの際の保存食という相反するような理由ですが,これが当時の実情だったのでしょう。

 徳川斉昭は冬の寒さに耐え,春に先駆けて咲く梅を愛したと言います。
 人生は良いことだけではありません。悪いことや辛いことを逃げずに耐えしのぐことで,明るい未来が待っているのではないでしょうか。

 ※漢詩と和歌(広辞苑第六版より)
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