梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園

English Chinese Chinese Korean
リンク集 お問い合わせ サイトマップ
概要本園拡張部イベント情報歴史とあらましお役立ちマップアクセスダウンロード

偕楽園の歩き方 〜表門ルート 陰から陽へ〜

ホーム > 偕楽園の歩き方 〜表門ルート 陰から陽へ〜

創建当時の偕楽園には東門はなく、表門(正門)から入るのが一般的でした。
表門から一の木戸を抜けると、孟宗竹林、大杉森、クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」が広がります。
そしてさらに、その先へ進んでいくと好文亭が現れ、見晴らしがよく開かれた「陽の世界」を感じることができます。

斉昭公は「偕楽園記」のなかで、「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」 と書き表しています。

陰から陽へ、正しい順路で歩けば、偕楽園本来の姿を知ることができます。
お越しの際にはぜひ、表門からのルートを歩いてみませんか。

 

偕楽園の歩き方 〜表門ルート 陰から陽へ〜

※上記画像をクリックするとPDFが表示されます(PDF:312KB)

1.好文亭表門(こうぶんていおもてもん)

好文亭表門(こうぶんていおもてもん)

偕楽園の正門に相当する門で、松材が多く使用され松煙色(黒色)となっているため、黒門ともいわれています。

門をくぐると、鬱蒼と生い茂る背の高い木々により少しうす暗くなります。 ここが「陰の世界」への入り口です。

2.一の木戸(いちのきど)

一の木戸(いちのきど)

好文亭表門から入園し二ノ門の役割を果たしています。
創建当時は、一の木戸を抜けると梅林があり、更に杉木立を抜け好文亭へと続いていました。

3.孟宗竹林(もうそうちくりん)

孟宗竹林

表門から一の木戸を入ると孟宗の竹林があります。
ここの竹は弓の材料とするために斉昭が京都男山の竹を移植したものです。
孟宗竹は国内では最も大きい種類の竹で、12メートルにも達します。
近くには多くの杉の木もあり、高く空に枝を広げています。

4.中門(なかもん)

中門(なかもん)

大杉森から中門を抜けると急に明るく開け、好文亭の玄関に到着します。
表門と同様、幾度の修理を経ていますが、開園当初のものです。

5.好文亭(こうぶんてい)

好文亭(こうぶんてい)

中門をくぐると「陽の世界」が広がります。
好文亭は徳川斉昭自らが設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と洒脱さを感じさせます。斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催しました。

6.芝前門(しばさきもん)

芝前門(しばさきもん)

好文亭より梅林や萩のある苑側に出るときに使用する門です。
昭和20年(1945年)戦火で消失し、昭和33年(1958年)に復元されました。

7.見晴広場(みはらしひろば)

見晴広場(みはらしひろば)

好文亭の芝前門を出て東門に向かう園路の南側にある芝生の広場で、眺望が良く、「萩」・「つつじ」・「松」・「左近の桜」などが植えられています。

8.仙奕台(せんえきだい)

見晴広場(みはらしひろば)

千波湖をはじめ周囲の景観が一望できるこの突き出た台地。碁や将棋を楽しんだ場所です。
偕楽園記には、陰陽の調和を図ることを「一張一弛」(弓を張ったり、ゆるめたりすること)を例に示し、勤労と休息の適切さが治世の要点であることを強調しています。
広くのどかな偕楽園で、忙しい日常を忘れ、ゆったりとした時間を過ごしてください。